6月30日から7月6日までの1週間で岩手県内で確認された伝染性紅斑「リンゴ病」の平均患者数は2.37人で、警報レベルの基準となる2人を再び上回りました。
県によりますと、6月30日から7月6日までで県内で確認された「リンゴ病」とも呼ばれる伝染性紅斑は、県全体の平均患者数が2.37人でした。
前の週を0.81上回り、再び警報レベルの2人を上回りました。
保健所別にみると県央が5.00で最も多く、次いで奥州が4.00となるなど、県内5つの保健所管内で警報レベルとなる「2」を上回っていて注意が必要です。
また、「百日せき」の感染者は67人で、前の週より30人減り、2週ぶりの減少です。
「百日せき」は感染力が高く、乳児は重症化する恐れがあります。
県は減少したものの依然として流行が続いているとして、共通の感染対策として手洗いやマスクの着用などの徹底を呼びかけています。