大分県日出町が、台湾の新竹市と友好交流協定を締結したことをうけて、安部徹也町長は9日の会見でIT企業の誘致を進めたい考えを示しました。

新竹市は台湾の北西部に位置する人口およそ45万人の都市で、世界的な半導体メーカーTSMCの本社があることでも知られています。

日出町の安部徹也町長は7月4日に台湾を訪れて新竹市と友好交流協定に調印し、これを契機にIT企業の誘致を進めたい考えを示しました。

(安部町長)「かつて世界でも最大のテキサス・インスツルメンツがここにあったということで、できれば半導体企業のTSMCとASE、これに関連する企業が進出していただければということで準備しているところです」

締結式にはサンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長も同席していて、安部町長は台湾でも人気の高い日出町のハーモニーランドによる観光誘致も積極的に進めたい意向を示しました。