世界最高齢の女子クロスカントリースキーヤーとして、ギネス世界記録に認定されている90歳の佐伯克美さんが講演し「いまできることを楽しむ」と生涯現役の秘訣を話しました。

砺波市などが主催する生涯学習講座に講師として招かれたのは、魚津市の佐伯克美さん、90歳です。

佐伯さんは、世界最高齢の女子クロスカントリースキーヤーとして、87歳の時に初めてギネス世界記録に認定されました。

ことし3月に行われた全日本マスターズでは、3キロのコースを完走し、90歳で自身の記録を更新しました。

講演では、およそ130人を前に生涯現役の秘訣として「いまできることを楽しむ」と話しました。

佐伯克美さん
「歳をとったからこそ、いまできることを楽しむ。無理するがじゃないが。嫌なことするがじゃないが。自分にとってこれいいな。これやりたいな、そう思うこと。いまできることは今楽しむ」

佐伯さんは今後、ギネス世界記録の認定書が届き次第、地元の魚津市役所を訪問して報告会を開きたいとしています。