厳しい暑さの続く岩手県内で、2025年初めてとなる熱中症警戒アラートが発表されました。
盛岡では2日連続で最高気温が35度を超える猛暑日となりました。

気象庁と環境省は9日気温が著しく高く熱中症になりやすい危険な暑さが予想されることから岩手県に熱中症警戒アラートを発表し、予防行動を呼びかけました。
岩手県内への発表は2025年初めてです。

県内は内陸を中心に気温が上がり、最高気温は北上と盛岡で35.7度、奥州市江刺で35.6度などとなりました。
この3地点はいずれも2日連続の猛暑日です。
また、9日午後4時現在、熱中症の疑いで10代から80代の男女12人が病院に運ばれました。
このうち、紫波町の80代と40代の男性が会話が困難な状態ということです。
10日は9日ほど厳しい暑さとはならない見込みで、予想最高気温は盛岡30度宮古24度、大船渡で27度となっています。