若い世代の政治への意識を高めようと9日、大分県佐伯市の高校で「主権者意識」をテーマにした特別授業が開かれました。
この取り組みは、若者に政治や政策形成の過程について理解を深めてもらおうと、日本青年会議所が実施したもので、佐伯豊南高校の3年生130人を対象に主権者意識を向上する特別授業が開かれました。

生徒は「制服のあり方」をテーマに5人の登場人物が議論する映像を見て「自分はどの人に考えが近いか」、「異なる価値観をどう尊重するか」について話し合いました。
(生徒)「きょうのような授業を通して、もっと興味を持てるようになったのでよかったです」「よりよい社会になっていくには、どの考え方が一番いいかなということを考えながら投票に行きたいです」
日本青年会議所では今年、こうした特別授業を全国20校以上で実施する予定です。