ラベル印刷業者が技術を競うコンテストで、熊本の企業が世界一に輝きました。

県庁を訪問したのは熊本市のシール印刷会社「九州クラフト工業」です。
この会社は、アメリカ・シカゴでの世界ラベルコンテストで、印刷方式ごとに選ばれる世界ナンバー1の賞「Best of the Best」を受賞しました。

世界一に輝いたラベルは、食欲をそそる香ばしい匂いがしてきそうな「うなぎラベル」です。

インクの量や印圧の絶妙な調整で、ウナギが、より立体的に見え、印刷のズレがないことで鮮明でクリアな印象を与えます。
さらに、顧客からの要望で、タレのとろりとした感じや発色などにもこだわったといいます。
九州クラフト工業 小林裕幸社長「ウナギではなく違うものであれば、もっと違う要望があると思う。綺麗に印刷するだけでは顧客の満足度はそれなり」
九州クラフト工業は今後も精進していきたいと話しています。