大雨と雷及び突風に関する沖縄地方気象情報 第6号
2025年07月09日08時10分 沖縄気象台発表

沖縄本島地方に発表していた大雨警報(土砂災害)を大雨注意報に切り替えました。雨雲の発達の程度によっては、再び警報級の大雨となるおそれがあります。沖縄本島地方では10日にかけて、宮古島地方では9日は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

[気象概況]
 沖縄地方では、台風周辺の湿った空気や、先島諸島近海で発生する低圧部の影響で、10日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

[雨の実況]
降り始め(8日00時)から9日07時までの降水量(アメダスによる速報値)
  沖縄本島地方
    沖縄市胡屋    123.0ミリ
    那覇空港     119.5ミリ
    那覇市樋川    108.0ミリ
    読谷        87.0ミリ
    渡嘉敷村渡嘉敷島  60.5ミリ

[雨の予想]
9日から10日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 30ミリ
  宮古島地方  30ミリ
9日9時から10日9時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 80ミリ
  宮古島地方  60ミリ
その後、10日9時から11日9時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 80ミリ

[防災事項]
 沖縄本島地方では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。雨雲の発達の程度によっては、再び警報級の大雨となるおそれがあるため、10日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
 宮古島地方では9日は、雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水に十分注意してください。
 沖縄本島地方と宮古島地方では10日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 大東島地方と八重山地方では、10日にかけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意してください。