大雨と雷及び降ひょうに関する関東甲信地方気象情報 第1号
2025年07月09日05時30分 気象庁発表

関東甲信地方では、9日昼過ぎから10日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、降ひょうに注意してください。

[気象概況]
前線が日本の東から東北地方にのびています。この前線は、10日にかけて関東甲信地方を南下する見込みです。
関東甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が、前線に向かって流れ込み、日中の気温上昇の影響も加わって、10日にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。

[雨の予想]
関東甲信地方では、9日昼過ぎから10日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
9日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 50ミリ
  関東地方南部 40ミリ
  甲信地方   50ミリ
10日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 50ミリ
  関東地方南部 40ミリ
  甲信地方   50ミリ
9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 100ミリ
  関東地方南部  80ミリ
  甲信地方   100ミリ
その後、10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 100ミリ
  関東地方南部  80ミリ
  甲信地方   100ミリ

[防災事項]
関東甲信地方では、9日昼過ぎから10日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。