「自転車安全利用促進月間」だった5月、高知県内での自転車の交通違反の摘発が、去年より14件増えたことが高知県警のまとめでわかりました。

高知県警によりますと、2025年5月の自転車利用者への「指導警告数」は「2703件」で、去年=2024年より1020件減少しました。

交通違反による「摘発件数」は「21件」で、去年=2024年より14件増加しました。21件のうち14件は、2024年11月に新たに罰則の対象となった「酒気帯び運転」だということです。

【摘発の内訳】(2025年5月)
◆酒気帯び運転:14件
◆一時不停止:6件
◆傘さし運転:1件

自転車の利用をめぐっては、来年=2026年4月から、16歳以上を対象に「交通反則通告制度」いわゆる「青切符」が導入されます。高知県警は「広報啓発活動に力を入れて、自転車のルールを周知していきたい」としています。