霧島連山の新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制となっています。
気象台によりますと、6月27日から観測されている新燃岳の噴火は、7日午後5時17分に停止しましたが、7日午後8時半には噴煙500メートルが上がる噴火が確認され、9日午前11時現在も、噴火は継続しているものとみられます。
9日午前11時の気象庁の発表によりますと、9日正午~10日午前6時までに噴火が発生した場合、下記の方向・距離に降灰および小さな噴石の落下が予想されます。
※噴火発生時、噴煙が火口縁上3000mまで上がった場合の火山灰および小さな噴石の落下する範囲です
◆9日正午~9日午後3時まで
方向:北西 降灰の到達距離:70km 小さな噴石の到達距離:5km
◆9日午後3時~9日午後6時まで
方向:西 降灰の到達距離:80km 小さな噴石の到達距離:5km

◆9日午後6時~9日午後9時まで
方向:西 降灰の到達距離:90km 小さな噴石の到達距離:6km

◆9日午後9時~10日午前0時まで
方向:西 降灰の到達距離:100km 小さな噴石の到達距離:5km

◆10日午前0時~10日午前3時まで
方向:西 降灰の到達距離:100km 小さな噴石の到達距離:5km

◆10日午前3時~10日午前6まで
方向:西 降灰の到達距離:100km 小さな噴石の到達距離:6km

噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。
8日午後6時~9日正午に降灰が予想される市町村は、以下の通りです。
宮崎県高原町、小林市、えびの市、鹿児島県霧島市、姶良市、伊佐市、薩摩川内市、阿久根市、出水市、湧水町、さつま町、長島町、熊本県水俣市、天草市、津奈木町、芦北町