石川県能美市で4日、畑作業をしていたとみられる80代の女性が熱中症で亡くなっていたことが分かりました。
4日午後5時半ごろ、能美市にある住宅の畑で、80代の女性が意識がない状態でうつ伏せで倒れているのを近くに住む人が発見しました。消防が駆けつけ、女性は病院に搬送されましたが、その日のうちに死亡が確認されました。
女性は畑作業をしていたとみられ、搬送時、体温が高く、死因は熱中症だということです。
隣接する小松市では4日、33.5度の最高気温を観測するなど、各地で厳しい暑さとなり、環境省と気象庁が石川県に今年初めて熱中症警戒アラートを発表していました。
金沢市でも6月20日にコンビニエンスストアの駐車場で車内にいた70代男性が死亡していて、石川県で今年、熱中症で亡くなった人はこれで2人となりました。
消防などは屋外での作業は控え、こまめに水分をとるなど、熱中症対策を徹底するよう呼びかけています。