静岡県伊東市長の“学歴詐称”疑惑。市長が持っていると主張しているのが東洋大学の「卒業証書」。疑惑を証明するため、他の市議に“チラ見せ”して「本物だ」と主張したといいます。なぜ除籍なのに卒業証書が存在するのでしょうか?

就任から6週間で辞任表明も「再度、市長選挙に立候補したい」

今年5月に就任したばかりの市長に浮かび上がったのは、“学歴詐称”という疑惑でした。

静岡・伊東市 田久保眞紀 市長(7日)
「結論から申し上げますと、私は東洋大学を卒業はしておりませんでした。必要な手続き等を終えましたら、速やかに辞任をいたしたい、そのように考えております」

わずか6週間ほどでの辞任表明。ただ、疑惑が晴れない中…

田久保 市長
「市民の皆様のご判断をあおぐために、私は再度、市長選挙のほうに立候補したい、そのように考えております」

伊東市によると、今年5月の市長選にかかった費用は2500万円と見込まれています。立て続けに行われる選挙に市民からは…

伊東市の市民(18)
「無駄な感じがします。みんなを裏切っているという感じ」
「(田久保市長は)伊東市をもっとより良くしてくれるのかなというイメージありました」

そして、何度説明されても理解できないのが、市長が持っていると主張する東洋大学の“卒業証書”について。