沖縄市のこどもの国でクマの展示場に落下した人を救助する消防などによる訓練が実施されました。
▼比嘉大智 記者
「沖縄こどもの国に来ています。高さ6メートルのクマの展示場から見学者が落下したことを想定した救護訓練ということです」
この訓練は沖縄こどもの国と沖縄市消防本部が合同で実施したもので、高さ約6メートルのツキノワグマの展示場に落下した見学者がクマに襲われさらに助けに向かった2人も転落し負傷したという想定で行われました。

消防隊員が担架にけが人を乗せ滑車で展示場から引き上げて救助する一連の流れを確認しました。
▼沖縄こどもの国 金尾由恵さん
「他園で人が動物舎に落ちた事例があるので、こちらのクマ舎、スタッフだけでは対応できない箇所もありましたので、その相談をしてこちらの訓練に至りました」
▼沖縄消防署 中地清高さん
「飼育員さんの指示に従うということ、今回クマの想定でしたので、実際にクマの特性を知った対応、例えば動かない、とか、そういった対応をまずはやってほしいです。」
沖縄こどもの国は多くの人でにぎわう夏休みを前に園内での安全確保に努めるとしています。
