激しいせきが続く「百日せき」について、1週間に報告された患者数が3353人となり、2週連続で過去最多を更新しました。

「百日せき」は、激しいせきが平均で2~3週間続く感染症で、特に乳児が感染すると重症化し、死亡するおそれもあります。

国立健康危機管理研究機構によりますと、先月29日までの1週間に全国の医療機関から報告された「百日せき」の患者数は3353人で、現在の方法で統計を取り始めた2018年以降、最も多くなりました。最多を更新するのは2週連続です。

患者数が最も多かったのは、東京で234人、続いて埼玉で229人、神奈川で163人となっていて、関東を中心に患者数が多くなっています。