7月8日の熊本市は最高気温37.7℃。観測史上初となる「7月上旬の37℃超え」を記録しました。うだるような暑さに、市内の小中学校では様々な対策をとっています。
例えば、白川中学校では体操服での登校が認められています。

白川中学校の生徒「制服は長ズボンなので本当に暑い。体操服の方が動きやすいし」
白川中学校の生徒「暑いので制服には戻りたくないです」
日傘で直射日光を避けて登校する生徒もいました。
学校では、エアコンと扇風機がついた快適な教室で授業を受けています。
白川中学校 真金竜樹 教頭「安全に子ども達が過ごせるのが一番だと思っているので、全員が快適に過ごせるような学校環境を作っていきたい」

一方、黒髪小学校は暑さ対策として、水泳の授業を午前中に繰り上げました。
黒髪小学校 一法師文明 教頭「子ども達に運動はさせたいという思いもあって、どうにか4時間目に入れ込教頭いうような形」
黒髪小学校 3年生「夏のプールは気持ちいい、冷たくて気持ちいいから」
水泳の授業中も、熱中症予防に気を配ります。
教諭「1回給水してきてください、水筒の水を飲んでおいで」
一法師 教頭「水温も上がっていて、知らないところで汗をかいている可能性があるので、15分から20分に1回の給水タイムをとるようにしている」

また、黒髪小学校では毎日、昼休み前に暑さ指数を計り、午後の屋外活動についてアナウンスしています。
一法師 教頭「きょうの暑さ指数は『32.7』で『危険』となっていました。そのため運動場では遊べません」
黒髪小学校 川上輝美 校長「運動場を駆けまわる、友達とボール遊びをすることで気分転換・ストレス解消するところがあるのですが、それを制限しないといけない。そこは葛藤しながら、でもやぱっぱる命を優先でやっている」