国内7頭目となる希少なイロワケイルカの赤ちゃんが、8日から仙台うみの杜水族館で一般公開されています。

6月22日に母親のセーラから産まれたオスのイロワケイルカ。仙台うみの杜水族館では初めての誕生です。

赤ちゃんの体長は70cmほどで、今の時期は体の色が白黒ではなく、灰色なのが特徴です。

一般公開初日の8日は、待ちわびていた人たちが母親と寄り添って泳いだりボールで遊んだりする赤ちゃんの姿を写真に収めていました。

訪れた人:
「いざこうやって2匹の元気な姿を見ると、元気に母子ともに生まれてきてよかったと思う」
「ぽてっとしたフォルムがかわいい」

仙台うみの杜水族館 寺沢真琴飼育担当:
「お腹周りがふっくらしてきて、ちょっとずつ成長してきたと思う。赤ちゃんイルカなのでお母さんイルカと一緒に泳いだり、ミルクを飲んだりする姿、最近は一人で遊ぶ姿も見られ始めているので、日々の成長をみてもらいたい」

イロワケイルカは、仙台うみの杜水族館と三重県の鳥羽水族館で合わせて7頭しか飼育されていない希少な動物です。