1日付けで盛岡地方検察庁のトップである検事正に着任した辻昌文氏が7日会見を行い、「一つ一つの事件に真摯に向き合う」と抱負を語りました。

(辻昌文検事正)
「県民の皆さまがさらに安心して暮らしていけるように、一つ一つの事件に真摯に向き合い、適切に対応していく所存です」

辻氏は神奈川県横浜市出身の61歳で、1日付けで横浜地検小田原支部長から盛岡地検の検事正に就任しました。
東北での勤務は初めてで、盛岡の印象については岩手山の雄大さに感銘を受けたと話していました。

会見の中で辻氏は被害が全国的に拡大し、凶悪化している匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」については、「厳罰を持って臨むべきで、盛岡でも警戒する必要がある」と言及しました。