第二管区海上保安本部の新しい本部長に白﨑俊介氏が就任し、職員への震災伝承に力を入れていきたいなどと抱負を語りました。

7月1日付けで管区海上保安本部の57代目の本部長に就任した白﨑俊介氏は、北海道出身の53歳です。白﨑本部長は、1995年に一橋大学を卒業したのち、安全保障に関する海洋調査を指揮する内閣府総合海洋政策推進事務局の参事官などを歴任しました。

白﨑本部長は、7日の就任会見で、東日本大震災を経験していない職員が7割を超えたことを踏まえ、職員に対する震災伝承に力を入れ、災害時の迅速な対応につなげたいと抱負を語りました。

第二管区海上保安本部 白﨑俊介本部長:
「伝承したり訓練などを通じて追体験したりして、今を生きる我々の糧にしたい」
また、白﨑本部長は海上に限らず、内陸部で発生した災害や事故についても、船艇や航空機を活用した人命救助や被害調査などにも力を入れていきたいと話していました。