霧島連山・新燃岳で先月から噴火が続いていた噴火が、7日夕方にいったん停止しました。しかし、夜になって再び連続噴火となっています。

新燃岳は先月、7年ぶりに噴火し、先月27日に起きた噴火が継続していました。

気象台によりますと、噴火は7日午後5時17分に停止したとみられるということです。

新燃岳でのここ数日の噴煙の増加に伴って、山体の収縮を示すと考えられるわずかな変化が観測されているということです。

その後午後8時半の噴火、「連続噴火に」

ただ、火山性地震は増減を繰り返し、火山活動が活発な状態が続いています。新燃岳では7日午後8時30分に噴火が発生し、噴煙が火口から500mの高さまで上がりました。噴火は午後9時現在も続いていて、気象台は連続噴火が継続していると発表しました。噴煙は南西に流れています。

気象台は火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石に、おおむね2キロの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。