厳しい暑さが続く中、気になるのは紫外線。肌だけでなく、「目」の対策も必要です。
“目の日焼け”の意外な影響

スマイル眼科クリニックの岡野敬院長によると、日焼け止めクリームを塗ったとしても、目の日焼けによって体にシミができることがあります。
角膜などが紫外線を吸収すると、脳が肌を守ろうとメラニン色素を作るよう指令を出し、肌が日焼けするのです。

スマイル眼科クリニック 岡野敬院長:
メラニン色素は紫外線の刺激を受けて増えるということはよく知られているのですが、それを受信する受容体がどこにあるかという実験が大阪の大学で2012年に行われました。
ネズミによる実験で、角膜、黒目のところに光をあてているだけでもメラノサイトが増えていくことが発表されました。
これはなかなかセンセーショナルな報告で、角膜や、もしかしたら目の奥にも光を感じる以外の受容体があるのではないかとされ、今実際に網膜の方でも見つかってきています。
弁護士 八代英輝:
僕不思議だったのが、走るときにキャップをかぶってて日が当たらないはずなのにおでこも日焼けしてて。これは目だなって思いましたね。