岩手県内有数の小麦の産地、紫波町で、7日2025年度産の小麦の品質検査が始まりました。

7日は紫波町北日詰の倉庫に生産者らが集まり、町内産の小麦「ゆきちから」149トン分の初検査が行われました。

2025年度産の小麦は、収穫時期に雨が少なく、適切な時期に刈り取りができたことなどから、粒がそろっていて密度も高く品質は良好だということです。
7日は検査員が水分量などを丁寧にチェックしていました。

(JAいわて中央小麦生産部会 菅原覚部会長)
「小麦は、生産するための設備投資が非常にかかっている。量的に多く獲ることを目指して頑張る」
JAいわて中央は、管内で生産される5種類の小麦の収穫量の合計を2024年より230トンほど多い3500トン以上と見込んでいて、出荷は8月上旬に本格化します。