■MLB ブルワーズ-ドジャース(日本時間9日、アメリカンファミリー・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(31)が敵地でのブルワーズ戦に“1番・DH”で出場し、1回の第1打席で7試合ぶりとなる31号先頭打者ホームランを放った。先頭打者アーチは今季9本目。
最速165キロの剛腕23歳ルーキー、J.ミジオロウスキーに対し、初球いきなり161キロのストレートを投げ込まれ、2球目のカーブには空振りでカウント0-2と追い込まれた。だが2球続けてのカーブを完璧に捉え、バックスクリーンへ飛距離131mの特大弾を叩き込み、敵地はゲーム開始早々騒然に。ホワイトソックス戦(2日)以来、7試合ぶりの一発で、31歳初アーチとなる31号をマークした。
オールスター前の前半戦の本塁打数は、21年に記録した自己最多の33本で、今年はあと4試合を残し、2本に迫った。
本塁打王争い、リーグトップ独走の大谷は、7月に入って2本塁打。28本塁打でナ・リーグ2位のE.スアレス(33、Dバックス)に3本差をつけた。