投票率“最下位”の足立区 投票率アップの対策
小沢光葵キャスター:
投開票日が3連休の中日ということで投票率はどうなるのか。投票率を上げるために自治体もさまざまな取り組みを行っています。

東京・足立区の投票率は、2024年の衆院選・都知事選では、23区中最下位でしたが、2025年の都議選では23区中16位と上昇しています。
足立区では、北千住駅直結のマルイの10階の期日前投票所で投票を行うことができます。ただ、選挙日が近づくと30分待ちの場合もあり、「そんなに待てない。帰る!」という人もいたそうです。

そのため、2025年の都議選から最終2日間は会場を拡大。スタッフも10人から20人に倍増するという対策をとったことで待ち時間が大幅に短縮されたそうです。
足立区の選挙管理委員会は、こうした取り組みが投票率アップに繋がったとみています。
上村彩子キャスター:
期日前投票ができる場所は増えているそうです。

前回2022年の参院選時の6157か所から、今回の参院選は700か所以上増え、6905か所だということです。さらに、イオンも全国の商業施設で過去最多182か所の投票所を設置しているといいます。
初めて投票に行くという人は、どうやってやるのかなど不安に思うこともあるのではないでしょうか。駅や商業施設に家族と行っての(投票)デビューであれば、ハードルもぐっと下がると思います。大事な1票なので投票所に行って意思表示をしましょう。