地域の大豆や豆腐文化を研究している盛岡市の高校生が、中学校で出前授業を行いました。高校生と中学生が協力して作った豆腐の出来は?

4日盛岡市の下橋中学校で出前授業を行ったのは、盛岡商業高校の流通ビジネス科の2、3年生6人です。
6人は今年度、豆腐をテーマに調査研究を行っていて、これまで市内の豆腐工場の見学や豆腐の販売を体験してきました。

2年生を対象に行われた出前授業では、岩手県産の大豆を使って豆腐を手作りしました。
ほとんどの中学生が豆腐作りは初めてで、高校生の指導を受けながらおぼろ豆腐を完成させていました。

(下橋中学校 平安古都さん)
「高校生が優しくわかりやすく教えてくれたので、年齢は関係なくとても楽しくできました」

自分たちで作った豆腐を食べた中学生たちは、手作りの楽しさやおいしさを実感していました。

(感想)
「うまい、おいしい」

(盛岡商業高校 藤谷優任さん)
「工程が難しいと思っている子もいたと思いますが、簡単につくれるということを教えたかったです」

豆腐を研究をする高校生たちは今後、オリジナルの豆腐の製造や販売にも挑戦する予定です。