飯田・下伊那でこの春生まれた子ヤギたち。全国的にも珍しいセリで売られていきました。


飯田市のJA南信州のせり市に集められたのは、この春生まれた29頭の子ヤギです。
ヤギのセリが行われているのは全国でも数か所だけ。


県の内外、遠くは岩手や大分から、参加した18人による入札が始まりました。
例年メスの方が高値ですが、こちらのオスは値段がどんどんつり上がっていきます。

岩手から初参加:「びっくりしました。ここまで値段上がるとは思っていなかったので。一番ピンときた子だったので落札できてよかったです。生活の一部にヤギがいたら豊かな暮らしができるなと」


落札されたヤギは、車に載せられて新たな飼い主のもとに向かっていきました。

大分から参加:「(大分まで)13時間くらいですかね。まあまあのヤギです」

最近ヤギはペットとして飼われることが多いということですが、JA南信州では「乳製品を作っている人たちもヤギに目を向けてほしい」と話しています。