小嶋優キャスター:
ここからは3日に公示された参院選山梨選挙区について、県政担当の大村記者と詳しく見ていきます。
大村篤記者:
よろしくお願いします。

小嶋キャスター:
まず今回、山梨選挙区には現職1人・新人4人の合わせて5人が立候補しました。
大村記者:
山梨選挙区は当選者が1人の、いわゆる1人区。各政党は重要選挙区と位置づけています。
自民党は去年、裏金問題などの逆風で衆院1区で議席を失い、国政選挙で県内の議席の独占が崩れました。今回議席の死守を目指しています。
一方、野党は立憲民主党が擁立を見送り、同じ旧民主党系の国民民主党が初めて候補者を擁立しました。
ただ、県内の参院選で2016年以降続いていた野党統一候補は実現せず、共産党が12年ぶりに候補を擁立しています。
また東京都議選で躍進した参政党や政治団体のNHK党も候補者を擁立し、支持拡大を狙っています。
小嶋キャスター:
では5人の候補について詳しく見ていきます。