3日午前、北九州市小倉南区の県道が陥没し、穴にはまった軽乗用車が一時、立ち往生する事故がありました。
北九州市によりますと、道路の下にある水路のふたが何らかの原因で壊れて落下した影響で路面を覆うアスファルトが崩れ落ちた可能性が高いということです。

若松康志 記者
「陥没現場は交通規制が敷かれ、こちら道路の真ん中には大きな穴があいています。中には空洞が広がっています」

3日午前10時ごろ、北九州市小倉南区の県道(井出浦徳力線)を通行していた人から「道路が陥没している」と警察に通報がありました。

警察が現場に駆けつけたところ、縦約100センチ・横約150センチ・深さ約115センチの穴と右の後輪が穴にはまった軽乗用車が立ち往生しているのを確認したということです。
軽乗用車を運転していた70代の男性にけがはありませんでした。
事故当時の状況について、軽乗用車を運転していた男性は「走っている最中に右後ろのタイヤが落ちた」と話しているということです。
北九州市によりますと、道路の下にある水路のふたが何らかの原因で壊れて落下し、アスファルトが崩れ落ちた可能性が高いということです。

北九州市・武内和久 市長
「陥没したか所の床の部分と壁の部分、ここに異常がないことを確認をしながら、上にしっかりとした鉄板を乗せて仮舗装をして通行の再開を目指していく」
市は4日朝の通勤時間帯までに、応急的な復旧を完了させる方針です。














