大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報 第1号
2025年07月03日05時06分 仙台管区気象台発表

東北地方では、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響により、大雨となる所がある見込みです。3日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、ひょうに注意してください。

[気象概況]
 高気圧が九州付近にあって、ゆっくり西へ移動しています。東北地方には、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んでおり、上空の寒気や日中の気温上昇の影響により、大気の状態が不安定となるでしょう。
 このため、東北地方では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。

[雨の予想]
3日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 40ミリ
  東北太平洋側 40ミリ
3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 80ミリ
  東北太平洋側 80ミリ

[防災事項]
 東北地方では、3日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。