3日、参議院選挙が公示されました。

山口選挙区には、これまでに5人が立候補を届け出ました。物価高など経済対策を主な争点とする選挙戦が始まりました。

山口選挙区に立候補を届け出たのは届け出順に、
自民党の現職・北村経夫候補(70)、
参政党の新人・山﨑珠江候補(47)、
政治団体NHK党の新人・奥野信治候補(47)、
無所属の新人・戸倉多香子候補(66)、
国民民主党の新人・関谷拓馬候補(35)の5人です。

自民党の北村候補は、山口市の維新百年記念公園で第一声を上げました。物価高騰など国民の不安を取り除き、平和な暮らしを作るには自公のような安定した政権が不可欠と訴えました。

参政党の山﨑候補は、岩国市のJR岩国駅前で出陣式を行いました。日本人ファーストの政策を掲げ、給料の手取り額を上げるため、減税や社会保険料の削減を訴えています。

NHK党の奥野候補は、県庁前で取材に応じました。国民が広く知る権利を保障され、どのようなものであってもそれぞれの意見を述べられるような言論の自由が保障される世の中になればいいと答えました。

無所属の戸倉候補は、山口市の市民会館前で出発式を行いました。上関原発や中間貯蔵施設の建設計画への反対の立場を強調し、暮らしのための政治の実現を訴えました。

国民民主党の関谷候補は、山口市の中央公園で出陣式を行いました。普通の人が苦しい思いをしているとして「手取りを増やす夏にする」と経済対策の必要性や教育の充実化などを強調しました。

今回の参院選は、物価高など経済対策を主な争点に論戦が交わされる見通しです。

立候補は午後5時まで県庁で受け付けています。

2日時点の有権者数は110万1369人です。投開票は20日のです。