江戸時代の大名や武士にふんした一行が萩の城下町を練り歩く「萩時代まつり」が9日、山口県萩市で開かれました。

「萩時代まつり」は、江戸時代に神社に奉納されていた、萩藩主の行列を再現したものです。
江戸時代の衣装を身につけたおよそ100人が城下町を練り歩きました。やりや道具箱などの持ち手を交代しながら進みます。

足の裏を見せないようにひざを高く上げる独特の足運びです。

道中、長さ5メートルものやりを使う「長州一本槍」の舞も披露されました。
東京からの観光客
「歴史的な雰囲気を感じられてよかったと思います」

行列の最後ではやっこ姿の小学生がお姫様のかごの前で「草履舞」を演じました。
訪れた人は歴史絵巻に拍手を送り、江戸時代の城下町に思いをはせているようでした。














