北九州市八幡東区の皿倉山にある長さ30メートルの滑り台で、利用者7人が骨折するなど事故が相次いでいる問題です。
3日、現地を視察した北九州市の武内市長は「安心を確かなものにするために一歩踏み込んだ対策を検討するよう指示を出した。ハード、ソフト面で何ができるか検討していく」としたうえで、滑り台の利用再開については、遊具の安全基準を満たしていることから「対策を取り次第、できるだけ早く再開したい」と述べました。

この問題は、北九州市が今年4月に設置した皿倉山の山頂部分にある長さ30メートルの滑り台を利用した客が、着地の際に骨折するなどの事故が相次いでいるものです。
5月28日に台湾からの観光客がすねの骨を折る大けがをしたことが明らかになって以降、これまでに2歳から70代の男女7人が骨折などのけがをしたことが判明しています。

この問題を受け、2日視察のため現地を訪れた北九州市の武内和久市長は「安心を確かなものにするために一歩踏み込んだ対策を検討するよう指示を出した。ハード、ソフト面で何ができるか検討していく」としたうえで、滑り台の利用再開については、遊具の安全基準を満たしていることから「対策を取り次第、できるだけ早く再開したい」と述べました。

利用停止となっている滑り台について、武内市長は撤去しない方針を明らかにした上で、北九州市が7月下旬ごろを目指すとしていた利用再開の時期については未定としています。














