異常な暑さが続くなか、グルメにも異変が起きています。コンビニなど身近な場所に「旨辛」な商品が続々と登場しています。

きょうも全国623地点で30℃を超え、真夏日に。そこで食べたくなるのが汗をかきながら食べる「旨辛グルメ」です。

「ぐるなび」の調査で、夏に気温が何度になると旨辛料理を食べたいと思うか聞いたところ、「30℃」と答える人が最も多かったのです。

そこに目をつけたのがコンビニ。いろいろな「旨辛グルメ」が登場しています。

ローソンストア100できょうから始まったのが「辛すぎる(かも?)チャレンジ」。5段階の辛さレベルを用意していて、辛いものが苦手な人も楽しめるイベントです。見た目は普通のウインナーパンですが、ハバネロ入りのマヨネーズを使っているので激辛です。

激辛商品はファミリーマートでも。激辛のファミチキとクリスピーチキン。発売から1週間で300万食を突破するほど大人気になっているといいます。

夏の暑い時期に食べる「旨辛グルメ」。東京・港区のアークヒルズでは来週から激辛イベントも始まります。

そこに参加する「うな重」。イベント用に作った「旨辛うな重」です。オーナーの母親が韓国出身ということもあり、コチュジャンに韓国産唐辛子やニンニクなどを使い、オリジナルの激辛ソースを開発。この激辛ソースを塗って、じっくり焼き上げれば、辛味の中にうなぎの旨みを感じられる一品の完成です。

うな重 アークヒルズ店オーナー 名和大地さん
「ピリッと辛くて美味しく食べられる。裏メニューは僕もかなり悶絶するぐらい辛い。上級者向けのメニューだと思っています」

辛さが物足りない人には裏メニューを用意。オリジナル激辛ソースの上に、世界一辛い唐辛子「キャロライナ・リーパー」を使い、イベント史上最高レベルの辛さに仕上がりました。

夏に食べたくなる「旨辛グルメ」。この激辛うな重は、イベントが終わってもお店で食べられるそうです。