金沢エナジーは、石川県野々市市で都市ガスを利用できるエリアを拡大しようと、2日新たな供給拠点を整備しました。
金沢市企業局のガス・電力事業を民営化した金沢エナジーは、2024年4月から野々市市でも都市ガスの供給を行っています。
これまでは金沢市から低圧のガスを送り出していたため、供給できる地域が限られていましたが、今回、家庭用のおよそ70倍の圧力がある中圧ガスを供給するための配管や整圧器などを整備し、野々市市全体のおよそ5分の1にあたるおよそ4000世帯分のガスを供給できるようになりました。
今回の整備で野々市市位川や堀内4丁目などで新たに都市ガスが利用できるようになるほか、市の武道館や野々市中学校の体育館の空調設備にもガスが使われます。

金沢エナジーの手崎裕之社長は「選択肢が広がるとともに、環境に優しいエネルギーで野々市市の発展に貢献したい」と話しています。