夫の転勤でシンガポール→石川県へ 篠笛とともに仲間に囲まれて

羽澤麻未さん
「夫の仕事の関係でシンガポールへ。ついて行かないわけにもいかず、まさか海外に住むことになるだなんて思っていなかったんですが、行ったらすごく楽しくて。いろんな人種がいて、すごく仲良くなれて、やっぱりあそこで大きく変わりました、自分の考え方も」

シンガポールにいる頃も、篠笛を吹いていた羽澤さん。そして、夫の次の転勤先が石川県金沢市だった。

篠笛ができることで誘われた太鼓チームに参加したことがきっかけで、いくつかの太鼓チームに篠笛奏者として参加することにつながった。

和太鼓 翔―KAKERU― 太鼓奏者・野村俊裕さん
「もちろん篠笛の音がとてもきれいで、すごく真面目に何か敬意を払って楽曲に取り組んでいるところが、彼女のとても良いところだなと思います。関わる子どもたちや私たちに対して、すごく気遣いをしていろんな部分が見えている。それに本当に助けられていますね」

仲間も魅了する羽澤さんの篠笛と人柄。これからも響き、奏で続ける。

羽澤麻未さん
「きっと20年後も同じような感じで衣装を作りながら笛を吹いていると思います。石川県で一緒に演奏している仲間と私が作った衣装を着て、(ふるさとの)田舎館村で演奏できたら、最高だと思います」

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分
Turning Point」2025年7月1日(火)放送回より
※掲載しているのは放送当時の情報ですので、変更となっている場合もあります。