「マイナ保険証」機能を搭載したスマートフォンが問題なく利用できるかの実証事業が始まりました。「マイナ保険証」への移行に伴い、有効期限が切れた健康保険証では来年3月まで保険診療を受けられるということです。

実証事業は今月から15の病院や薬局などで行われていて、福岡厚労大臣はきょう、「マイナ保険証」の機能を搭載した自身のスマホでトラブルなく利用できるか、病院の受け付けを体験しました。

9月ごろから順次、運用を開始し、スマホを読み取るためのカードリーダーについては設置費用の一部を国が補助するということです。

また、去年12月から健康保険証の新たな発行が停止し、「マイナ保険証」に移行されていますが、厚労省は有効期限が切れた保険証でも来年3月まで保険診療を受けられるよう暫定措置をとるということです。