風に吹かれ、響く涼しげな音色。福島県喜多方市にある木之本漆器店では、風鈴の絵付け作業が最盛期を迎えています。こちらでは、漆塗りの「蒔絵」の技法を用いて職人たちが手作業でガラスに絵付けを行っています。

金魚やアジサイといった涼しげな絵柄のほか、海外からの旅行客には、富士山やサクラ、錦鯉といった日本を象徴するデザインが人気だということです。

木之本漆器店・渡部千晶さん「だんだん暑くなってきていますので、この音色で、あと涼しげな図柄を見て、癒されていただければなと思います」

絵付け作業のピークは、8月中旬まで続きます。