事件発生時の初動捜査の技術を高めようと、宮崎県警察本部で無線通話の競技会が開かれています。

この競技会は、県警察本部が毎年実施しているもので、2日は県内13の警察署から26人が参加しました。

競技は2人1組で、ストーカー事件が発生したという想定で行われ、現場の警察官が被害者から聞いた状況を無線で通信担当に報告。

そして、報告を受けた警察官が緊急配備の要請などを行い、そのスピードや正確さを競いました。

(参加者)
「無線で的確に素早く伝えるのが、すごい難しかったなっていうのが率直な感想で、これから先、もっと練習とか訓練を重ねていつでも対応できるような警察官になりたいと思った」

県警察本部は、こうした競技会などを通して技術を磨き、事件の早期解決につなげたいとしています。