パリッとした食感がたまらない「ソーセージ」。しかし、「ソーセージ」とひとくくりにしていませんか?実は商品によって推奨する食べ方の違いがあることをご存じでしょうか。
ソーセージ戦国時代 商品によって“食べ方の違い”が!?
高柳光希キャスター:
「ソーセージ」には様々な商品がありますが、実は、商品によって推奨する食べ方の違いがあります。

例えば、2025年に40周年を迎えた日本ハムの「シャウエッセン」は、「焼き」は“禁じ手”とされています。焼いてもパリッとはしますが、皮が破れてしまうこともあるので、「黄金の3分間ボイル」が推奨されています。
弱火で3分間ボイルすると、うま味成分と脂肪分が溶け合い、皮がつっぱって、プリッとした食感になるということです。

さらに、「シャウエッセン」は皮が破れるおそれから、2019年まで“レンチン禁止”となっていました。
しかし、近年の時短・簡単調理ニーズから、日本ハムマーケティング室の岡村香里課長によりますと、「半年かけて何百回と検証し、電子レンジでおいしく食べられる調理方法を算出した」ということで、2019年から電子レンジ調理が解禁されました。
今は、パッケージにも「電子レンジの場合」と調理方法が書いてあります。
日本ハムの「シャウエッセン」以外にも…

▼プリマハムの「香薫」
1袋に対して水大さじ2~3杯入れ、中火で3~4分炒めると、プリッとした食感で、焼いている香ばしさも感じられるそうです。
▼伊藤ハムの「アルトバイエルン」
油なしで弱火~中火で6分間転がして炒めると、あらびき感のある肉の旨みを引き出せるそうです。

そして、実はソーセージはそのままでも食べることができます。「シャウエッセン」のパッケージには、「※加熱済みです。そのままでも召し上がれます」と書いてあります。
料理するのがめんどくさい時や、電気やガスが使えない場合でも食べることができます。(保存状態による)