夏の高校野球県大会が7月5日に開幕します。6大会ぶりの甲子園を目指す第1シードの日南学園。寮にも潜入取材しました。

宮崎県内最多となる春夏合わせて14回の甲子園出場を誇る日南学園。去年秋の県大会と今年5月の県選手権を制して第1シードを獲得しました。


(主将・井野大地選手)「1人1人の力が集まって宮崎でもナンバーワンくらいのチーム力があるので、大事な試合でチーム全体で戦っていけると思います」

どの打順からでも得点が狙える日南学園の強力打線。

その中核を担うのが、台湾からの留学生の蔡韋辰(サイ・ウェイチェン)選手です。


身長191センチ、足のサイズは31センチ。投手もこなす二刀流の蔡選手が憧れる選手は?

(蔡韋辰 選手)「大谷翔平です。ピッチングはめちゃめちゃいいです。打球が速いしパワーもえぐかったです」


そんな蔡選手、フリー打撃ではホームラン級の打球を量産。

レフトに張られた高いネットの奥には常に部員が…

(山崎直人アナウンサー)「それは誰の打球ですか?」
(選手)「蔡さんです」
(山崎直人アナウンサー)「何メートルくらい飛ばしたんでしょう?」
(選手)「100メートルくらいじゃないか?」


(蔡韋辰 選手)「4番として良いバッティングがしたいです。夏は大谷翔平みたいな打球を打ちたいです」