相続税などの計算をする際の基準となる土地の価格、いわゆる「路線価」が公表され、福島県内の平均は4年連続で上昇しました。

路線価は、相続税や贈与税の計算をする際の基準となる、道路に面した土地1平方メートルあたりの評価額です。

福島県内で最も高かったのは、郡山市駅前1丁目の郡山駅前通りで、1平方メートルあたり33万円と前の年と比べて3.1%上昇しました。また、福島市栄町の福島駅前通りは、1平方メートルあたり前の年と同じ20万円。いわき市平三町目のいわき駅前大通りは、前の年と比べて6.9%上昇した一方で、会津若松市中町の神明通りは、前の年よりも1.8%下落しました。

県内の路線価の平均は、前の年より1.2%上がり、4年連続で上昇しましたが、全国平均を下回っています。