
気候変動の思わぬ影響で、石垣島が“コメどころ”として優位になりつつある状況に気づいた山田さん。全国に石垣島での栽培をPRしています。
▼山田精米所 山田義哲 代表
「(籾すりを終えた玄米を見て)かなりいい出来で、等級的には1等米になると思います」

石垣島出身の山田さん。収穫量が安定すれば、島での稲作に明るい未来が開けると信じ、試行錯誤を重ねてきました。
▼山田精米所 山田義哲 代表
「本土は(反収)500キロから600キロのラインに来ている。だからどうしても今後、農家が経済的にコメを作って生活できる範囲になるには、450キロ以上、最低でも500キロ以上取らないと、コメを作っていこうという若者が増えないだろうと思いまして、まず収量を上げてそれなりに『ひとめぼれ』に近い食味のあるお米を求めてやってきました」
石垣島向けの改良も加えた『ゆみはりづき』の初めての収穫を無事に終えた山田さん。目標とした収穫量を達成し、手応えを掴んだようです。
▼山田精米所 山田義哲 代表
「だいだい(反収)500キロ近くまで取れるんじゃないかなと思っています。食味的にも、見た目はかなり良いので非常に良い出来じゃないかなと思ってますし、期待できると思っています」
品質の良いコメが作れるようになり、今後は数量を安定的に増やしたいと意気込む農家たち。全国的な知名度アップへ、模索は続きます。















