自民党の麻生最高顧問と岸田前総理、そして茂木前幹事長が30日夜、都内で会談し、来月の参議院選挙について与党で過半数を確保するという目標は「簡単ではない」との認識で一致しました。

麻生氏と岸田氏、そして茂木氏による会談は、30日午後6時すぎからおよそ3時間にわたり、都内の日本料理店でおこなわれました。

このなかで3氏は、来月の参院選の情勢などをめぐって意見を交わし、自民・公明の与党で過半数を確保する目標は「簡単ではない」との認識で一致しました。

また、仮に過半数をぎりぎり上回る結果になっても、秋に想定される臨時国会では補正予算案の扱いなどをめぐり厳しい政権運営になるとの見方も示されたということです。