29日夜、愛媛県松山市内の国道で、原付バイクが乗用車と衝突し転倒、運転していた女性が後続の乗用車にはねられ死亡する事故がありました。

警察によりますと、事故があったのは、松山市小坂の国道11号で、29日午後8時半ごろ、直進していた原付バイクと側道から合流してきた乗用車が衝突しました。

原付バイクは転倒し、運転していた松山市立花の介護士・藁池里美さん49歳が、後続の乗用車にはねられ市内の病院に運ばれましたが、全身を強く打っていておよそ2時間半後に死亡しました。

死亡した藁池さんは、最初に衝突した乗用車の運転手が原付バイクを片付けている間、路上に倒れたままだったとみられ、警察が当時の詳しい状況を調べています。

今年に入り県内は交通死亡事故が多発していて、29日までに去年より10人多い31人が亡くなり、人口10万人あたりの死者は全国で最多となっています。