夏の味覚=モモの出荷が松川町で始まりました。今年は例年と比べても糖度が高いそうです。

30日、松川町のJAみなみ信州の選果場に持ち込まれたのは、飯田市や喬木村で収穫された早生の品種、「日川白鳳」や「赤宝」などコンテナ75個分重さにしておよそ675キロです。
今年は、去年より4日遅く、29日に初出荷を迎えました。
JAみなみ信州営農部 片桐将史さん:「今年のモモは春先から非常に安定した天候であったということもありまして、病害の発生も少なく、非常に品質のいいモモができております。例年と比較してもすごく糖度の高いモモが生産されています」

JA南信州の管内では、主力品種の「あかつき」や「白鳳」は7月中旬から、「川中島白桃」は8月上旬から、それぞれ出荷が始まる予定です。
今シーズンの出荷量は去年よりやや少ない750トンほどになる見通しです。