静岡県の川勝県政を長年支えてきた難波喬司理事が11月10日、静岡市長選を見据えて退職しました。一方、田辺信宏市長は11月10日の会見で来期への意欲を見せるものの、いまだに態度を明らかにしませんでした。
<静岡県 川勝平太知事>
「辞令書。難波喬司殿。願いにより県職を解きます」
10日、川勝知事から退職の辞令を受けた難波喬司さんは、副知事を8年務めた2022年5月にリニア問題と熱海土石流を担当する理事に就任しましたが、半年の任期を残しての退職となりました。
<退職した難波喬司元静岡県理事>
「半年でやって、もちろん全部やれたわけではありませんが、ひとつの区切りはできたかなと思う。自分の中では投げ出した感はなくて、やれることはやったと思っている」
後任としてリニア対策本部長には、森貴志副知事の就任が発表されました。難波さんは11月11日、静岡市長選への出馬を表明する予定で、今後の川勝知事との関係について問われると…。
<難波喬司元理事>
「これからも(川勝)知事の理念については私も共鳴しているので、共鳴しつつ、これから自分がやっていくことについて、知事と関係があれば、お話すると思う」
難波さんは同僚たちに見送られ、静岡県職員としての最後の務めを終えました。
出馬の意向を固めたとされる現職の田辺信宏静岡市長が、難波さんの印象を語りました。
<静岡市 田辺信宏市長>
「とても行政手腕がある方だし、とても誠実なお人柄だという印象を持っています」
自身の態度については「しかるべきタイミングで表明する」とこれまでの回答を繰り返しました。ただ、2023年度から始まる街づくりの方針「第4次総合計画」の実行に意欲を見せます。
<静岡市 田辺信宏市長>
「4次総の内容を一生懸命やって、自分の手でやり遂げたいという気持ちはもちろんありますけど、まずはとにかくしっかりした構想計画を作ることが肝要」
一方、自民党静岡支部が田辺市長の支援を決めたことについては…。
<静岡市 田辺信宏市長>
「大変ありがたいなと思っています」
Q正式出馬表明した山田誠県議は同じく自民党静岡支部に推薦願を提出したが?
「これから自民党さんが判断されることだろうと思います」
自民党静岡支部に11月9日、推薦願を提出した山田誠県議。静岡支部は11月18日の総務会で、推薦願について協議する方針です。
<静岡市長選に出馬を表明した山田誠県議>
「自民党の党籍を持っているのは私だけですよ。そこはしっかりと覚えておいてもらいたい。だからこそ出すんです」
三者三様の船出となりつつある静岡市長選。自民党の思惑が見え隠れする中、水面下の動きは続いています。
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