10日、鳥取県の平井知事は新型コロナウイルスのオミクロン株の新系統による感染が急増していると明らかにしました。
学校などでのクラスター増加を受け、県営ワクチン接種会場での対象年齢を広げる方針です。


鳥取県 平井伸治知事
「いま第8波が始まったと現場では感じているところであります。BA.5.2、BF.5、これらが高まっている」

各保健所の1日の新規感染者数が3桁と増加傾向にある鳥取県。
県内ではオミクロン株の新たな系統の感染が増えているといいます。

多く確認されているのはBA.5.2とその亜系統のBF.5。
特にBF.5は先月から増加傾向が顕著だということです。

また、高齢者福祉施設や学校・保育所でクラスターが多く発生していることから、県は県営ワクチン接種会場での対象年齢を12歳以上に広げるなどして、状況に応じた対策を進めることにしています。