ニセ電話詐欺などの被害が急増していることを受け、福岡市で金融機関の職員や警察が、特殊詐欺への注意を呼びかけました。

30日、西鉄福岡天神駅で行われた詐欺防止キャンペーンには、金融機関の職員と警察官、19人が参加しました。

「特殊詐欺のキャンペーンをやってます」
参加者たちは特殊詐欺の手口などを書いたチラシを駅の利用者に配って注意を呼びかけました。
福岡県内では今年ニセ電話詐欺の被害が急増していて、5月末までの被害額は去年の同じ時期の5倍近い、およそ22.6億円にのぼっています。

中央警察署 天神警部交番 小原啓介 所長
「詐欺の被害が疑わしい電話がかかってきた場合、詐欺の判断は警察がいたしますので迷わず警察に110番通報してほしいと思います」
また、SNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害額も、5月末までにあわせておよそ29億円に上っていて、警察が注意を呼びかけています。














