日本と全然違うなと思うのは…

おととしからはスイス1部リーグの強豪FCバーゼルに所属。リーグでただ一人の日本人選手として活躍しています。
(インタFCバーゼルMF 平田舞選手
「(海外には)若いうちから行っといたほうが怖いもんなしみたいな形です。まあ多分、親はすごく不安だったと思うんですけど、快く受け入れてくれて行かせてくれた」
「各国の代表選手が多くいるチームと対戦できるので、強いだけでなく、上手いもある選手が多くいる相手とやれていい経験になります」「一番苦労したのは言語で、実力的には(試合に)出せるけど的なことを監督から伝えられた。やっぱりコミュニケーションは大事だなというのを痛感しました」

「日本と全然違うなと思うのは、試合が終わった後、バスにビールが積んでいて、勝ったら飲んでいる選手がいて、おもしろい」

スイスでの今シーズンを終え半年ぶりの帰省。岡山に帰った際に必ず会うのが、かつて指導をしてもらったオオタFCの大田善信代表です。
(オオタFC 大田善信代表)
「舞ちゃんはこの子です。全国で準優勝した時の(チーム)よかったですね、小さい時から、3歳から来てくれていて。本当に自然な中で男の子の中に入ってしっかりやっていた」

オオタFCの子どもたちにとって、平田選手は憧れの先輩です。
「(平田選手は)サッカーがうまい選手」「平田選手みたいなすごい選手になりたい」「私も将来プロサッカー選手になって一緒にプレイしたいと思います」
(FCバーゼルMF 平田舞選手)
「あと10年頑張ります」
今抱く目標は、ヨーロッパのクラブの頂点を決めるチャンピオンズリーグへの出場。昨シーズンはプレーオフにも出ましたが、出場権は惜しくも逃しました。岡山で応援してくれる人のためにも、来シーズンは目標を達成する姿をみせたいといいます。

(FCバーゼルMF 平田舞選手)
「サッカーを見て楽しいと思ってくれるプレーをしたいと思っていて、楽しいから苦しい時間も乗り越えられると思うので、その姿を届けたいです」
遠く離れた地で挑戦を続ける平田選手です。スイス1部リーグは8月に開幕します。
(スタジオメモ)
平田選手の夢は将来、自分が海外でやってきた経験を含めて、子どもたちにサッカーを教える指導者になること。今の目の前の目標は、チームとしても個人としても、チャンピオンズリーグに出ること。