アメリカ軍によるイランの核施設への空爆について、イラン政府高官同士が、「予想よりも壊滅的でなかった」と述べた通信をアメリカ側が傍受していたとワシントン・ポストが報じました。
ワシントン・ポストは29日複数のアメリカ当局者の話として、アメリカがイラン政府高官同士の通信を傍受したなどと報じました。
傍受した通信では、21日にアメリカ軍が空爆したイランの核施設への被害について、イラン政府高官が「予想よりも壊滅的ではなかった」と述べていたということです。
こうしたなか、IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長は29日放送のアメリカCBSテレビの番組で、イランは「数か月以内」にウランの濃縮活動を再開できる可能性を指摘しました。グロッシ氏は、アメリカ軍の核施設への空爆は「深刻な被害」を与えたものの、「完全な損傷」には至っていないとしています。
トランプ大統領はこれまで、「核施設は完全に破壊された」などと主張していますが、被害の程度をめぐっては疑問視する指摘も相次いでいます。
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