アメリカのトランプ政権が各国との関税交渉で一部の国と合意する可能性を示したことを受けて、中国商務省は、関係国に対し国際貿易のルールや多国間貿易の体制を守り、中国の利益を犠牲にしないよう呼びかける報道官談話を発表しました。
アメリカのベッセント財務長官は27日、各国との関税交渉について、7月9日までに一部の国と合意する可能性がある一方、およそ20か国には、相互関税の上乗せ分を発動することになるという見通しを示しました。
これを受けて、中国商務省は28日、報道官談話を発表し、中国は「各国が平等な協議を通じてアメリカとの貿易上の対立を解決することを歓迎する」と強調しました。その上で、各国に対し、国際貿易のルールや多国間貿易の体制を守るよう呼びかけました。
また、中国は、いかなる国に対しても「中国側の利益を犠牲にして取引を成立させ、関税の減免を得る行為に断固反対する」と主張。もしそのような状況になった場合、中国は「絶対に受け入れず、自国の正当的な権益を守る」として、対抗措置を取る考えを示しました。
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